吃音は非吃音者にとってはとても理解し難い感覚だと思います
「こんな人もいるのかぁ~」
くらいでも知って貰えたらと思い記事を書いていこうと思います。
多くの人に誤解されている事
これまで僕が吃音者として生きてくる中で、非吃音とは認識に大きなズレがあると感じてきました。
吃音者は何時でも吃る?
初めによくある勘違いとしては、
「吃音者は、いつ、いかなる場合でも吃っている」
と思われている事が多いという事です。
吃音者は365日四六時中吃っている訳ではありません。
症状の多くは誰かと話す時、誰かに伝えようとする時など、相手がいる場合に吃ることが多いです。
吃音はこういった特性ゆえに常に吃っているように見えてしまう場合が多いのです。
多くの場合、独り言など相手がいない場合は吃らない事が多いです。
また、僕が歌を歌う際もほぼ吃らない為、驚かれる事も多いですね!
吃音者はスラスラ声が出る時と、吃ってしまい上手く話せない時の両方の側面がある知っていて下さい。
非吃音者(健常者)からすれば、なかなか理解し難い現象で
「わざとやっているのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、吃音者は決してふざけてませんし、あなたを怒らせようとしているわけでもありませんし、礼儀を知らないわけでもありません。
僕の経験としては、
- 面接で「失礼します」が言えなくて、何秒も無言の末に「どうも」と言ってしまった。その後の試験官の目は冷ややかなものでした。人間、第一印象が全てとはまさにこの事だと痛感。
- 国語の音読で声が出ないがゆえにやむ無くわからないフリをし、「こんな漢字も読めないのか?」と呆れられた。
- 挨拶しなければならない場面で「おはようございます」の「お」が出なくて結局無言で頭を下げるだけ。そして、「お前は挨拶もできないのか?」と言われる始末。
などなど、思い出すとキリがありません。
こんな事が日常茶飯事なので次第に人を避けるようになっていきます。
吃音当事者は吃りたくないのに吃ってしまうので毎日がとても辛いのです。
吃音者はあがり症?
「吃音は緊張するから吃る」
というのもよく聞く勘違いです。
別に緊張していなくても吃ります。
リラックスしている自宅で家族と会話する、
仲のいい友達、恋人、と会話する場合でも吃ります。
吃音と緊張の関係ですが、「鶏が先か?卵が先か?」の問題と似ているかもしれません。
もしも、生まれてから吃音のことを1度も指摘されずに、吃音のことを笑われずに、治そうとされずに育った吃音者がいれば、そもそも緊張は無いはずです。
それどころか、吃音の概念すらないかもしれません。
吃音者は吃り方を指摘されたことによって、自分を吃音者と認識し、話す度にストレスを感じてしまう。
その繰り返しが記憶に深く刻まれ、
「話す事は自分にとって不快なもの」
だとインプットされ緊張につながることはあるかもしれません。
終わりに
今回、僕の目線で吃音者と非吃音者の認識のズレをテーマに書いてみました。
ちょっとしたズレなのですが、こういったことが僕たち吃音者にとってはストレスになったり、孤独感を感じさせ、苦しめている一因だと思います。
吃音関係なく、人の個性は多様で完全にわかり合うことは難しいとは思います。
でも、ほんの少しでも吃音症についての理解が広がればと思います。
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